人間ぼーっとしていると、自然とネガティブに傾いていくそうです。
noteで私のことを知っている人には、よくわかる話だと思います。
一日の大半をネガティブなことに費やしているのだから、頭の中にもネガティブが残り、さらにネガティブに傾いていくというネガティブパーリー状態です。
そんな陽キャが一人も参加していないパーリーを抜け出すためには、積極的にポジティブなモノゴトに対してフォーカスしていく必要があります。
一説によると、世界中のほとんどの言語において、感情にまつわる単語は7割がネガティブなものだそうです。
気がつけば、「嫌だ」、「面倒だ」、「やりたくない」、「面白くない」、「悲しい」、「苦しい」といった言葉を口にしますよね。しますよね!
まぁ、すべての人がそうではないのはわかっていますが、以前にも書いた通り、日本人は不安を感じやすく、遺伝子レベルで自己肯定感が低い民族です。
何気なく過ごしていれば7割か、それ以上の割合でネガティブな言葉に触れることになるわけで、そのため自分からポジティブを見つけにいかなきゃいけないわけですね。
じゃあ、具体的にどうすればポジティブを見つけにいけるのか?
オススメの方法は「寝る前に3つの良いこと書き出す(口に出す)」というものです。
これは自分に対しての効果はもちろんですが、お子さんと一緒になって伝え合うようにするとお子さんの自己肯定感も高まるという効果もあるそうです。
小さなお子さんから大きなお子さんまで(ヤンマー)、ぜひ一緒になってやってみると良いのはないでしょうか。
ただ、「その日あった良いこと」というと漠然としすぎて、なかなか見つけづらいかもしれません。
そんなときは「良いこと」を細分化してみると良いことがあるかもしれません。
例えば、「美しいものを見かけたこと」、「優しさに触れたこと」、「丁寧さに接したこと」などです。
私のようにその日あった良いことがなかなか見つからない人間でも、一日過ごせば美しいと感じるものを見かけることは必ずあります。
「あぁ、今日の夕焼けは燃えるようなオレンジできれいだなぁ」
とか、
「満月が雲に隠れることなくクッキリと見られてよかったなぁ」
というふうに考えれば、そんな瞬間に立ち会えたことが良かったこととしてカウントできますよね。
「優しさに触れたこと」はわかりやすいですね。
自分がしてもらったこともそうですし、他人が他人に優しくしているところを見るもの気持ちが良いものです。
「落としたものを拾ってもらった」
のはわかりやすく良いことですが、
「電車やバスでお年寄りや妊婦さんに席を譲っている人を見た」
などがあると、自分の気持ちもほっこりしますよね。
これは紛れもなく良いことだと思います。
「丁寧さに接したこと」というのは、他のケースがなかなか思いつかない場合に考えると良いと思います。
例えば、
「昼に入ったファミレスで店員さんが水を置くときに、音をたてないように静かに置いてくれた」
とか、
「スーパーでレジの係の方がスキャンした商品をカゴに入れるときに我が子をベビーベッドに置くように優しく扱ってくれた」
という、本当にささいなことでも自分が丁寧だなと思ったことを良いこととして考えるようにすれば、良いことは無限に生まれていきますよね。
脳は検索エンジンです。
なんだいきなり?
と思ったかもしれませんが、脳は自分が知りたいと思ったことに対して、自動的に情報を集める仕組み(RAS)を持っています。
そのため、普段から美しいもの、優しさ、丁寧さを探すようにしていると、自然と脳はそれに関する情報を集めてくれるようになります。
その結果、自然にポジティブを探すことができるようになったり、ポジティブな出来事が舞い込んでくるようになります。
そうなるためには、今回の行動を習慣化する必要があります。
習慣とは意識しなくても行える動作のことですが、ネガティブな発言や考えをしてしまうことは日本人は生まれてついて習慣化されている状態です。
(ただいま不適切な言動がありましたことを、深くお詫びいたします)
そのため、普段からポジティブ探しができるようになるには、それを上書きして習慣化する必要があります。
私は今まで平日に傾いたネガティブを持ち直すために、休日に妻と出かけることで気分をリフレッシュしてポジティブになろうとしていました。
が、休日に楽しかった思い出は、もって1日で長続きするものではありません。
結局のところ、休日、平日に関係なく日々の中でポジティブになる工夫をしなければいけないことが、ようやくわかってきました。
「その日あった良いことを3つ思い出す」
時間にしてみれば10分もかからないことなので、早速今日から実践していきたいと思います。
ここまで偉そうに書いておいて、、、
「お前、やってなかったんかい!」っていうね。
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