前回、ポジティブになるために自らポジティブを求めていこう的な話を書きました。
そのために、「Three good things」といって、1日の終りに「良いことを3つ思い出す」という方法を実践することにしました。
記事を書いた日と昨日と実際にやってみましたが、なかなか良いですねコレ。
まず、良いことを考えようとするので自然と前向きな発想しか生まれてきません。
そして小さなことにも感謝ができるようになるため、その日を嫌な気持ちで終わるということがないです。
まだ、始めて日が浅いので本当に嫌なことがあったときにも実践できるのかという心配がありますが、継続して、習慣化すれば、逆に3つ見つけないことの方が気持ち悪くなるでしょうから、まずは続けてみることが大切ですね。
そういえば、良かったことを思い出しているときに、少し前に自分に起きた良いことを思い出しました。
起きたというか起こしたというか、、、
先日、新幹線に乗ったときのことです。
しばらく乗っていると、後ろの席の人から小声で話かけられました。
振り返ってみると70代くらいの優しそうなお婆さんが困った顔をしながら、、、
「娘と連絡ができないの。どうしてかしら?見ていただけますか?」
とスマホを差し出してきます。
娘さんとの連絡というのはLINEでのやり取りのことのようで、「ネットワークが不安定です」と表示されてメッセージが送れない状態でした。
スマホを受け取って拝見すると、アンテナに圏外の文字が出ています。
「スマホの電波が切れているので、電波が通じれば直りますよ。」
もうすぐ終点だったので、駅につけば電波も戻るだろうと思ってそのように説明してお返ししました。
駅に着きホームで先程のお婆さんを探したところ、やはりスマホを見ながら立ち尽くしていました。
今度はこちらから声をかけたところ、やはり電波が戻らないとのこと。
私もたまにあるのですが、一度電波が切れてしまうとしばらく電波を拾ってくれないことがあります。
そんなときは、スマホを再起動することで新しく電波を探し始めるため、待つよりも早く復旧させることができます。
実際にお婆さんのスマホを再起動させてもらったところ、、、
無事に改善され、LINEも使えるようになりました^^
直ったのを確認してその場を離れてホームを歩いていると、
後ろからスタスタと歩いてきた先程のお婆さんがすれ違いざまに
「ありがとうございました。これはお礼!」
と、ニコニコの笑顔で、自分のために買ったであろうコンビニかキヨスクのおにぎり(鮭)を少し強引に渡して去っていきました。
お昼にいただいたそのおにぎりは今まで食べたおにぎり(鮭)の中で一番美味しかったです・・・。
ということがありました。
始めから再起動していればもっと早く解決したんじゃないの?
という無粋なツッコミはさておいて、こういう誰かの役に立つことが自分にとってとても大切なことだと改めて気づいた次第です。
普段私がしている仕事も、今回のようなスマホだったり、パソコンやインターネットについて、お客様がわからないことをオンラインで解決するといったIT全般のサポートをしています。
日常的にこういう仕事をしているからお婆さんのお役に立てたのだと振り返って感じます。
今までそういう仕事をしていることが当たり前だと思っていましたし、自分の特技だとも思っていませんでした。
しかし、「Three good things(3つの良いこと)」を考えるようになって、自分のスキルで人に喜んでもらえるということは立派に人に誇れることだなぁと思います。
そういう当たり前だと思っていることに目を向けるというのが大切なんだと思えるようになりました。
せっかくここまで自分の気持ちを掘り下げることができたので、なにか自分の特技を活かして人に喜ばれる新しいことを始めてみようかな~。
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