仕事を変えてから半年が経過しました。
以前の職場では、それなりのポジションでチームも任され、自信を持って仕事をしていました。
おかげで上司からも覚えがよく、部下からも慕われ、同僚からも好かれ・・・ているつもりで楽しく仕事をしてました。
しかし、新しい職場ではこれまでのスキルや考え方が通用せず、自信はコナゴナに砕け散りました。
ここでは上司から毎日叱られ、頼ってくる部下も同僚も存在しません。
お父さん、お父さん!
注:自業自得です
社長が僕をいじめてくるよ!
社長が僕を苦しめる!
このあたりの転職についての経緯はぜひ以下の記事をご覧いただきたいと思いますが、、、
では、仕事を変えなかったほうが良かったのか?
正直に言えば、そう思ったことはありますが、今となっては環境を変えたのは良かったことだと思っています。
私自身、以前と今とでは考え方やマインドが変わってきている自覚はあります。
以前は新しいことを覚えたりしようという気概はなく、家から帰ってビジネス書を読むなんてことは皆無でした。
ダラダラと漫画を読むか、ゲームをするかの2択です。
また、週末ともなると毎週のように上司、同僚と飲みに行き、会社や仕事の愚痴を言い合っていました。
毎回同じ安居酒屋で、毎回同じメンバーで、毎回同じ話しているという状況。
あまりに代わり映えしないで繰り返される光景に、
「マトリックスがめんどくさくなって飲み会のパターンだけ使いまわしてたのかな?」
と、今となっては思います。
その当時は楽しいという感覚でしたが、改めて文字にして見てみると異常ですね。
随分と贅沢に時間とお金を浪費したなぁと感じます。
私が自覚する前に、以前と変わってきたことを指摘してくれたのは社長でした。
考え方もそうだし見た目にも変化がでてきたと。
それはそうです。
いまの仕事になってから、体重が10kg以上減りました。
「社長のせいだよ」とは思っていても言いませんが、書きます。
嘘です。
実際は単に昼飯を抜くようにしただけなので、ストレスとか社長のせい(2回目)とか、そういう悪い痩せ方ではないです。
元々は89kgだった体重が77.7kgまで減り、現在も減少傾向にあります。
もっとも今日は、社長がたまに発症する「どうしても外で昼ご飯が食べたい病」に付き合って、地元にある二郎系インスパイヤのラーメン屋で「こってりラーメン、大盛り、野菜、ニンニクマシマシ」を食べてきたので、80kg台に戻っているとは思いますが。
基本的に人と会わない仕事なので昼からこんなラーメンを食べても大丈夫というのも仕事を変えて良かった点ですね。
上で紹介した記事にもありますが、いまの仕事になって自分でイチから商品を作って売るということをしなければならなくなり、それに挑戦したところ5ヶ月で300円という結果でした。
どこの都道府県でも1時間アルバイトすれば、これ以上の金額を稼げるはずです。
これが明治時代なら月120万円くらいになるので、まずまずなんですけどね。
しかし、そんなダメダメな経験をすると、自信は喪失するわ、精神は不安定になるわで結構な谷状態になります。
そうなると周りの人を見る目が変わってきます。
自分以外の人が全員自分より優秀で凄い人に見えてきてしまうんですね。
実際は人にはできることとできないこと、得意なことと不得意なことがあるだけだと思います。
自分はできるけどあの人はできない。あの人はできるけど自分はできない。
というような「できること」の差はあっても優劣の差は無いと思うのですが、自分に自信がない時というのは全てにおいて自分が下だと考えてしまうようです。
テレビに出る人すごいなぁ、Youtuberすごいなぁ、noterさんすごいなぁ、Twitterを活用している人すごいなぁと、とにかく自分がやっていないことをしている人がすごく見えました。
挙句の果てにはスーパーで買い物している人たちを見て、なんの不都合もなく買い物できるくらいお金を稼いでいるんだすごいなぁとか思ってました。
私も別に貧乏していたわけではないので、
「いや、お前も買えるだろ」
って話なんですが、本当にこんな訳のわからないことを考えてましたね。
いまはこうしてnoteで自分を振り返って、足りないものものや、やらなければいけないことなどを記事にして、それをあなたに読んでもらって、なおかつ「スキ」までいただけてということを繰り返すことで、少しずつですが自信を付けつつあります。
本当にありがとうございます。
ただ、谷状態だった時の考え方が残っているようで、以前はテレビを見ていて嫌いなタレントさんや、つまらないお笑い芸人さんが出ていると批判していましたが、最近は「自分ができないことができているこの人すごい!」って自然に思うようになりました。
自分ができもしないことや、やってもいないことで他人を批判するくらいなら、できないことやっていないことをできる人を素直に認めたほうが良いですよね。
結果的に失敗したことで、人間としては成長できたと思っています。
もし、そのまま成功していたら人を当たり前のように見下す嫌な人間になっていたかもしれませんね。
いや、なってなかったかも、、、成功してた方がより大きな人間に、、、いや?待てよ、でも?・・・
と、あの頃のことを悔やんでいないわけではありませんが、私にできるのは失敗を成長につなげることだけです。
波風を立てない人生を生きようと思っていた私が、人生のターニングポイントを迎えて、今までの人生でしてこなかったような経験を一気にしたのがこの半年間でした。
そしてその結果、自分の考え方や習慣や行動が変わることになりました。
自分を変えるためには環境を変えるというのは効果的なのかもしれません。
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