不要なプライドは捨ててしまえばいい

あなたはプライドを持っていますか?

って言われると、日本人は謙遜して

「多少は・・・」

「それなりには・・・」

といった感想が返ってきそうです。

多分、アメリカ人あたりに聞くと

「当たり前だろ!HAHAHA!」

「プライドがない人間なんてこの世にいるのかい?」

といった自信満々な回答が返ってきそうな気がします。

おおっぴらに言わないのが日本人らしさですが
そのくせ、「多少は・・・」とか言っている人が
プライドを傷つけられるようなことがあると
ものすごくダメージを受けたり
不満そうな顔をするんですよね。

まぁ、私のことなんですが。

結局は表に出さない部分でプライドが高いため
他人からの批判や叱責をいうものを
素直に受け入れられないのだと思います。

私はプライドというものは
自分に対するものと他人に対するもの
があると思っています。

ダメージを受けてしまうのは
自分に対するプライドの低さが原因です。

プライド=誇り、自尊心、満足etc…
とあるように自分自身に対する肯定的な考え方も
プライドの一つです。

しかし、自己肯定感が低い人の場合は
自分に自信がないために他人からの発言に
影響されてしまいダメージを受けてしまいます。

自分へのプライドは心の防御力といってもいいかもしれません。

私の装備は39歳にして未だに「ぬののふく」です。
ついでにいうなら武器は「ひのきのぼう」です。

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伝説の勇者初期装備モデル
出典:アルプスの少女ハイジ

自分へのプライドは必要なものです。
それがあることで自分がやることにこだわりを持て
向上心や責任感が高まるといった自己成長につながります。

なので、自己へのプライドを高め
かわのよろい→てつのよろい→はがねのよろい
と装備をアップデートしていけば
何事にも動じない強い自分になっていくと思います。

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装備は貧弱だがプライドは本物
出典:おぼっちゃまくん  小林よしのり

そして、不満そうな顔をしてしまうのは
他人に対してのプライドが高いことが
原因になっていると考えます。

他人に対してのプライドとは
他人と自分を比較して上に立ちたいという
気持ちのことです。

そのため、こいつから言われたくない
年下の人間に教わりたくない・使われたくない
自分から頭を下げたくないといった
他人を見下すような行動をとりがちです。

また、恥ずかしい思いをすることを恐れるため
新しいことに挑戦できなかったり
人に助けを求めることができなかったり
実際よりも自分を大きく見せたりします。

他人に対してのプライドは呪われたアイテムです。
アイテム名は「見栄」です。
このようなプライドは持っていても
自分の行動や可能性を狭めるだけなので
早々に捨ててしまいましょう。

「それを すてるなんて とんでもない!」

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なんてことは現実では言われません。

まぁ、捨てたつもりでもいつのまにか戻ってきている
ということはあるかもしれませんが。

他人に対するプライドを捨てるのに効果的なのは
恥ずかしい気持ちを捨てることです。

恥ずかしくて、知らないといえない
恥ずかしくて、できないといえない
恥ずかしくて、やりたいことができない
などなど・・・

恥ずかしさを捨てるだけで
あなたができること、やれることは増えていきます。

見栄をはらずに等身大の自分で過ごすだけでも
今よりも気楽に過ごせると思いますよ。

妙なプライドは捨ててしまえばいい
そこからはじまるさ

引用:Mr.Children  名もなき詩

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