#2【月商60円】ダメ男の実録ドキュメント 〜第2章その1 そもそもアレが無い!〜

こんにちは、月商60円のダメ男ヒロ60です。
この意味が分からない方はプロローグをお読みください。

前回、日本一のマーケッター神田昌典さんの著書
60分間・企業ダントツ化プロジェクト」に基づいて、
これからの経営戦略を構築しながら新規事業を立ち上げるとともに、
自分の食い扶持を稼げるくらいには売上を作る!
という目標を掲げました。

言ってることはかっこよさそうですが、
要は、今までみたいにいきあたりばったりでやっても
絶対にうまくいかないから、
自己流じゃなくてちゃんと本の通りに進めろと
至極ごもっともなことを、社長である兄から
言われただけのことです。
(むしろ、なんで今までそうしなかったのか)

さて、そもそも「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」が
どのようなものかが分からないと、
私がやろうとしていることが伝わらないと思いますので、
かんたんに触れておきますね。

この本は普通の規模の会社が、
年商10億円を超えて大きく成長してくための戦略を、
短時間で創造することに重点をおいて書かれたものです。

そのためタイトルにもあるように60分間という
普通に考えたら非常に短い時間が指定されています。

とはいえ、私の場合は60分間で終わらせるイメージが
全然できません、、、

ま、まぁ、時間がかかってもちゃんと戦略を
完成させるということが大事ですよね。


noteにはその時々の葛藤も載せながら
進めていきたいと思います。

なお、この本の全体を通して使われる
戦略構築のためのプロセスがあります。
それが「スター戦略構築法」というものです。

以下のように星(スター)型に区切られたパーツに
それぞれ「商品」「顧客」「競合」「収益シミュレーション」
「タイミング」「メッセージ」という切り口を設け、
その切り口ごとに必要な分析・判断を順番にやっていけば、
創造的かつ実行力のある戦略見いだせるということです。

画像2

引用:神田昌典(2002).60分間・企業ダントツ化プロジェクト ダイヤモンド社

ということで、
最初に考えるべきは「商品」です。
適切な商品を選べば、ラクに売上を作れます。

本にあった例えでは、自分がいま
上りのエスカレーターに乗っているか、
下りのエスカレーターに乗っているか、
ということです。

上りのエスカレーターなら、顧客が商品を求めてくる、
勝手に顧客数が増える、リピート購買も多いとなります。
下りのエスカレーターなら、その逆ですね。

ほんとにね・・・
もうなんとしても上りのエスカレーターに乗りたいです。
いつまでも増えないアクセスや申し込み画面を
眺めるだけの日々はもう嫌なんや!

そのために必要なのは商品の「ライフサイクル」を
知ることから始めるべし!とのことです。

つまり、どんな商品にも導入期、成長期、成熟期があり、
その成長過程をグラフで表すとS字カーブを描くのだそうです。

画像2

引用:神田昌典(2002).60分間・企業ダントツ化プロジェクト ダイヤモンド社

狙うべきは成長期の商品で、
全体事業のうち約80〜85%の売上が、
成長期の前半から後半に掛けて作られるという、
まさに上りのエスカレーター。
フィーバータイム突入状態です。

どういう商品を選べばよいか、
非常にわかりやすいですね。

いま自分が売ろうとしている商品が、
ライフサイクル上のどの位置にあるかを分析して、
成長期以外の商品であれば、基本的には見込み薄として、
他の商品でのビジネスを検討するということです。

ん?

「いま自分が売ろうとしている商品」

自分で書いてて気づきました。
そもそもこれが無いから困っていることに・・・

ここで私は、完全に止まってしまいます。

「何を売ればいいんだろう・・・」

「他の人ってどうやって売る商品を決めているのかしら?」

「世の中に商品ってそれこそ星の数ほどあるよなぁ」

「それ全部ライフサイクル検証するの?いやいや無理だろ」

「(地盤沈下したゴミ収集車をクレーン車で引き上げてるのをTVで見て)
 この回収業者、東京都から結構なお金もらったのかなぁ。
 そういう商売もあるんだよなぁ。クレーン車・・・買うか?」

「世の中の不満を解決することにビジネスの種がある!
 人はどんなことに不満を持っているのかを調べよう
 ふむふむ、役所の手続きがメンドウなことや、
 ポイントカードの種類が多いことに不満があるのか」

などと、完全に方向性を見失って、
小学生でももっとマシなことを考えるであろう、
なんの生産性もない思考のループに陥りました。

その状況を見かねてか、
兄が現在の進捗状況を聞いてきたのですが、
上記の通り、まるで進歩がない状態について、
説明したところ、

「そんなのお前ができることや会社の資産を使って
 できることを考えるだけだろ。」

と、これまた至極まっとうなアドバイスをいただき、

「あと、そんな馬鹿なことを考えていたってことは
 絶対にnoteに残しておけよ」

と、またネットに自分の恥を残すことになったのです。

とはいえ、これで自分がやるべきことが見えてきました。

すなわち、商品のライフサイクルを調べるために、
どういう商品を選ぶのかを決めるために、
自分ができることが何かを考えることにします。

早口言葉のような結論で、
回り道のようですが、
多分これが正解です。きっと。

・・・という上の文章を書いてから6日間が経過。
現在進行系で悩み中です。

本当であれば、このnoteもサクサク進めて、
1章につき1noteくらいのペースで書いていこう!

なんて考えていましたが、
1章が終わるまで待ってたら、
1note書くのに何ヶ月かかるか
分かったもんじゃない。

元々このnoteは、
自己肯定感が低くて、
勇気がなくて行動ができない
ダメ男の思考と結果を
実録でお送りするために
始めたものでした。

つまり、目的はアウトプットすることです。

なので、このままダラダラ悩み続けて
いつまでもnoteが完成しないよりは、
いっそ方向性を変えて、
その日の悩みや葛藤だけの内容になっても構わないから、
1日1noteを目指して進めることにします。

どうせ、世界の片隅で冴えないおっさんが
話していることなんだから、
気楽にやれば良いんですよね。うん。

さて、話を本筋に戻しまして、

「自分に何ができるのか?」

この質問にスラスラ答えられる人って凄いと思います。

私は自己肯定感が低いのもあって、
自分ができることなんてなにもない、
あっても大したこと無いって
すぐに思ってしまうため、
この手の質問が死ぬほど苦手です。

そうはいっても、
そこから始めないと先には進めないので、
一生懸命考えてみます。

まず、自分が一番得意なことからかな・・・。

うーん、パソコンにはそこそこ詳しいかな。
前の職場では新しい人が入ってきたときのために
パソコンのリカバリはしょっちゅうしていたし、
初期化したパソコンのWindows7をWindows10に
アップグレードするのも毎回のようにやっていたな。

壊れたパソコンのメモリを抜いて、
別のパソコンに載せ換えたり、

パソコンが起動しないのは電源が壊れたというのを
つきとめて、これまた壊れた別のパソコンの電源を
載せ換えて起動できるようにしたこともあるぞ。

操作の方も聞かれたことには大体答えられたし、
わからないのも調べればなんとかなることの方が
多かったかな。うん。

えっと、次は・・・無いな。
どうしよう、得意なことがもうすでに無いぞ(汗)

じゃ、じゃあ、できると思えることを考えよう。

うーん、社交性はある方かな?
初対面の人とも世間話とかできるし、
知らない人に声をかけることもできる。

逆に友達を作るのはできないんだよな。
「友達は何人いますか?」って聞かれたら、
自信を持って「0人です。」って答えられるね。

あと、大勢の前で話をするってこともできるな。
そういえば、子供の結婚式で父親として、
原稿を暗記してスピーチしたのは自分でも頑張ったな。
昔はものすごい緊張しいだったのにな。

しかし、こうやって自分のことを書いてると、
知らない間に蓋をしていた記憶たちが
蘇ってくるものですね。

緊張といえば、
あれは小学校3年生のとき、
音楽の授業でリコーダーを
一人ひとり吹かされた時だったかな。

みんなが座っている中で一人だけ立って
やらなきゃいけなかったし、
みんなの視線も集まっているわけで、
ものすごい緊張してたんですよね。

その結果、手も息も震えてたから、
音が「ピュロ・・ピュヒュ〜・・ヒュヒュピュル〜」
みたいになって、全然演奏できなかったんですよ。

でも、傍から見ると私が笑っているから、
こんな演奏になっていると思われたらしいんですね。

で、笑いって伝染するじゃないですか。
周りのみんなもクスクス笑っちゃってね。

私は自分が笑われてるのが辛くて、
さらにまともに吹けなくなったんだけど、
先生はその状況を見て、鬼のような形相で
「ふざけないで!」って怒っちゃったんですよ。

「いや、ふざけてないし、もう泣きそうだし・・・」
ってんで、さらに萎縮してしまって、、、
そこからはもう記憶にないですね。
ただ、その後に吹く人たちはやりづらかっただろうなぁ。

そんな自分がどうやって大勢の前で話をしても
あまり緊張しなくなったのかは思い出せないですね。
もしかしたら、noteを書いているうちに
思い出すこともあるかもしれません。
とにかく、今は他の自分ができることを考えよう。

と、こんな感じで自分でできることを考えていき、
それが出なくなったら自分の成功体験を思い出し、
リストアップしていった結果が次のリストです。

・パソコン操作に詳しい
・初対面の人とも話せる
・大勢の前で話せる
・人になにかに教えたことがある
・メルマガの配信方法が分かる
・文章を書くことができる
・ボールペン字がうまい(らしい)
・メルカリで71,310円の販売実績あり
・メルマガからの販売で300円の売上
・ダイエット成功体験あり(89kg→79kg現在進行形で減少中)
・Wordpressでサイト作成経験あり
・管理職経験あり
・新幹線で見知らぬ女性がスマホ操作で困っているのをサポートして解決
・自転車ごと川に落ちて上がれなくなっているおっさんを救出

画像3


ポイントは、
普通の人より0.1でも上回っていることだと思えればOK。
どんな小さな成功体験もカウントしてOKとしました。

・・・にしても、すくねぇなぁ。
まぁ、あまりに小さな成功体験はなかなか思い出せないし、
今は思い出せるものだけで十分とします。

そして次に、
「自分が売ろうとしている商品」を
見つけるために行った作業が、
ブレインダンプです。

「ブレインダンプ」とは、
思考を整理するために頭の中のすべてを
書き出す方法だそうです。

まずは「商品」というキーワードを元に、
何でも良いから思いつく言葉を出していきます。

紙と鉛筆でやる方法でも、
パソコンに打ち込んでいく方法でも、
自分に合うやり方で構わないようです。

ということで、私はパソコンに打ち込むという
方法を採用しました。

30分という時間制限を設けて、
とにかく思いつく単語、言葉をすべて吐き出しました。
その後、それを関連するグループにまとめて、
見やすいようにしました。

その結果が以下の図です。

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見えねぇ(笑)
アプリ画面の拡大率を設定できる最小にして
ようやく収まるほどの量になりました。

一部をクローズアップすると下図のような感じで、
本当に思いついた言葉をただただ書いていきました。

画像5

さあ、ここから商品を考えるぞ!
と、ここまでが6日間を費やしてできた部分です。

しかし、まだ「自分が売ろうとしている商品」を
見つけることはできていません。

自分でもスローペースすぎて、
泣けてきますが、
誰かが代わってくれるわけじゃない。
自分でやらなければいけないことです。

次は、このブレインダンプで出てきた結果と、
自分ができることをかけ合わせて、
「自分が売ろうとしている商品」のリストを作ります。

まだまだ先は長そうです・・・。

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