「石橋を 叩いて叩いて 渡らない」だと、どこにも行けない

完璧主義者

万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと

引用:Wikipedia 完璧主義


自分で言うのはおこがましいですが、私は完璧主義者です。

一瞬タイプミスで完璧守護者と出てしまって、一気にかっこいい肩書になりましたが、実際はビジネスの才能が無いただのおっさんです。

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完璧守護者で出てきた画像


字面からは「なんでも完璧にこなせるすごい人」みたいな印象を受けますが、そんなパーフェクトヒューマンはオリラジのあっちゃんくらいでしょう。

大抵の完璧主義者たちは、それができないから困っているというのが現状だと思います。

実際どのようなことで困るのかというと、、、

  • 「100%できる」ようになるまで行動できない
  • 細部のどうでもよいことにもこだわってしまう
  • 優先順位付けが苦手
  • 思い通りにいかないと投げ出す
  • 人に頼れない
  • 失敗を引きずる

なんてのが私が自覚している困った点です。

ここで「なぜ完璧主義に陥るのか?」を自己分析してみました。

まず、完璧主義といっても程度の差はあると思います。

完璧主義者も極めれば、もう人ではありません。
完璧超人です。
キン肉マンに出てきたネプチューンマンやビッグ・ザ・武道です。

一方、私は普通の人間なのでジェロニモレベルですね。

まぁ、分かりづらいキン肉マンネタは置いておいて、こちらの完璧主義度診断で診断した結果、『完璧主義度は90%』でした。

思った通り、なかなかの完璧主義具合です。
これはロビンマスクレベルですかね?(←しつこい)

私が完璧主義に陥る理由がいくつかあると感じましたので、それぞれ見ていきます。

自意識過剰

「相手からどう思われるか?」を過剰に意識してしまいます。

そのため仕事を頼まれると、相手からガッカリされるのが怖くて、1度で完璧にこなそうとしてしまいます。

もちろん、それが功を奏することも多いのですが、不要に自分にプレッシャーを与える結果となり、また完璧にこなせなかった時に大きなダメージを受けてしまいます。

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失敗・ミスを極端に恐れる

自意識過剰にもつながりますが、周囲の評価を過剰に気にする性質上、失敗やミスを極端に恐れます。

すなわち、「失敗・ミスをする=評価が下がる」という考え方なので、必要以上に慎重になる傾向があります。

自分でも心当たりがあるのが、「時間をかけなくていいから」と言われた仕事を、スピード重視ではなく失敗をしないようにと取り組んでしまい、結果的に怒られてしまうというものです。

他にも、ミスを指摘されたり、それが元で叱られたりすると、自分を否定されたように感じてしまいテンションだだ下がりになります。

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失敗怖いよ〜

自己肯定感の低さ

私のnoteでたびたび登場するフレーズですが、自分に自信が持てない私は、自信が持てないからこそ、「なんでも完璧にこなさなきゃ」、「失敗しないようにしなきゃ」という思考になることが多いです。

こうしてnoteを書いていて、みなさんがちゃんと見てくださって、スキも付けてくださっているのに、「もっとすごい人はいっぱいいる」として、それを素直に受け入れらない自分がいます。

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「自分なんか・・・」って言っちゃダメ!

で、どうするの?って話なんですが、自分の完璧主義を理解して共存できているなら問題は無いと思います。

完璧主義であることで、高い成果を出したり、責任感のある信頼できる人のポジションは作りやすいはずです。

ただ、私を含め多くの完璧主義者の方は、共存ができずに苦しんでいると思いますので、その場合は考え方を変えていくしか無いですよね。

最近私が実践しているのは「60点から始めよう」です。
完璧(=100点)を目指すのは大事なことですが、すべてにおいてスタートがそこだと疲れます。
60点から始めても100点を目指すことは可能だと気づきました。
なので今は、まずはやってみることが大事だと考えるようにしています。

noteを書くにしてもそうです。

それまでの私であれば人様にお見せするのに恥ずかしい文章は書けねぇと、何時間もかけて文章を書き、それをさらに推敲しまくってしまくって、読み直したら面白くなかったからボツみたいなことが普通にありました。

石橋を 叩いて叩いて 渡らない

みたいな。

この後のコマーシャルにもありますが、ライブ配信もそうです。

昨日、インフルエンサーと呼ばれるような方のライブ配信を見ていたのですが、その方が「ライブ配信をするためのポイントって何ですか?」と聞かれて、答えていたのは「プライドを捨てること」でした。

「視聴者が0人だったらどうしよう。恥ずかしい」という気持ちではライブ配信はいつまでたってもできないといった内容で、まさに自分が最近通った道です。

私がみなさんを爆笑させる完璧なライブ配信できるようになるには、天才コメディアンへの生まれ変わりに託すか、ヒカキンさんの生霊を憑依させるしかないです。

できれば生きているうちにまっとうな方法でなんとかしたかったので、60点でも良いからまずはやってみるということで始めてみました。
悲しいかな未だにリアルタイムの視聴者は0人で60点どころじゃねぇ配信になっていますが、いつかは人が来てくださるのを信じて続ける所存にございます。

ちなみに何かの本で読んだのですが、

「0点から 90 点まで完成させるのにかかった時間と、 90 点から 99 点にいたるのにかかる時間は同じ」

といったことが書かれていました。

そのため、100点を目指していたら時間がいくらあっても足りないということですね。

もし、あなたが完璧主義で困っているなら「60点から始めよう」を試してみてください。

私もまだ自意識構造改革途中ですが、以前よりは100点に縛られずに行動できるようになってきました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

あなたの参考になることがありましたら嬉しいです^^

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