リアルタイムな会話で要約力を発揮する

自分に物事を要約する能力が皆無であることを嘆きつつ、それを身につけるためにこちらの本で学んだことをアウトプットしてお送りしているシリーズです。

今回は11回目です。これまでの記事はこちら↓↓↓

1回目:要は・・・
2回目:要約力を身につける3つのステップ
3回目:良い情報を集める/情報の質を高める、これすなわち良い要約へ至る道也
4回目:右手に「認知バイアス」を、左手に「メタ認知」を
5回目:要約の精度を高めるためにやるべきことは、私が苦手とすることばかりだった・・・
6回目:わたしの頭の中は焦った時の四次元ポケット
7回目:伝令にはなれないヒロ
8回目:あなたはどっち?「話しすぎ」 と 「言葉足らず」
9回目:ズバッと解決しない!
10回目:「頭、大丈夫?」

いまやっているところ

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今回の内容は最も要約力が必要となる、リアルタイムでの会話についてです。

相手から質問を受けて、それに答える。

このときには瞬間的な要約力が求められることになります。

8ビットCPUの脳みそをスピーディーに回転させて、

1.情報収集(=質問の意図を見抜く)

2.情報整理

3.情報伝達


という要約の3ステップを素早く行う必要があります。

そしてこれが、わたしが最も苦手とするシチュエーションでもあります。

本の中で紹介されている事例が自分のことのようで胸をかきむしられたので、一部だけ引用させていただきます。

腰痛用の治療機を販売するメーカーの販売担当とお客様の会話です。

お客さん:「この電磁治療機を使っているときに、手で何かを触ってはまずいんですよね?」
販売担当:「いえ、別に大丈夫です」
お客さん:「本当ですか?スマホはいじっていても大丈夫なんですか?」
販売担当:「ああ、スマホの場合は・・・良いときもありますし、ダメなときもあります」・・・

引用:9割捨てて10倍伝わる「要約力」 山口 拓朗  176ページ


以下、お客さんに聞かれてから、そのつど店員が回答するといった問答が続きます。

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わたしはどちらかといえば販売担当側の人間です。(あ、書かなくても分かりますか?)

しかし、こうやって傍から見てみると非常にじれったい会話だと思います。

Siriに質問しても、もっと気の利いた回答をしてくれそうです。

このような会話では、相手の質問の意図を見抜いたうえで、その質問に的確に答えることが求められます。

「大丈夫です」と答えてから、実は大丈夫じゃなかったというのが一番信頼されないパターンなので気をつけましょう。

とある兄弟の話ですが、

「弟よ。オレの仕事を手伝ってくれるか?」と聞かれて、

「わかった兄さん!大丈夫だよ!」と答えたら、

結果色々と

大丈夫じゃなかった


みたいなことですね。

そのため、前述の会話の理想形は以下のようになります。

お客さん:「この電磁治療機を使っているときに、手で何かを触ってはまずいんですよね?」
販売担当:「ものによります。スマホなどの電子機器の場合、腰から下を治療するときであれば問題なくお使いいただけます。一方、腰から上を治療する時は」・・・

引用:9割捨てて10倍伝わる「要約力」 山口 拓朗  178ページ


始めからお客さんの質問の意図を察して、「この場合はこうです」といった先回りした回答を用意して簡潔に説明しているので理想的です。

ただこの手の店員さんにありがちなのは、機能をアピールしたいために聞かれたこと以上に説明をしてしまうことですよね。

それだと簡潔に相手に伝えることにならないので、やはり説明したい気持ちをぐっとこらえて質問の意図にだけ短く答える方が高評価につながりそうです。

間違っても、
一人称を「吾輩」とか「拙者」にして、
「ドゥフフフwww」と笑ったり、
「ござる」といった中途半端なサムライ言葉を使いながら
1.3倍速で知識アピールをしてはいけません。コポォ

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で、質問の要点を把握しつつ、その質問に的確に答えるためには、次の能力が必要になるそうです。

① 相手の質問の意図を「正確に読み取る力」

② 相手の質問に「的確に答える力」


①と②はどちらかがあればよいというものではありません。

①と②を同時に最大限発揮することでリアルタイムの会話でも「相手の求めている情報を的確に差し出す」ことができるとのことです。

しかし、残念ながら本にはその能力を鍛える具体的な方法までは説明されていませんでした。

わたしが思いつく方法で恐縮ですが、以前の記事で「本質を見極める」ために「観察力」と「洞察力」を磨くといった話を書きました。

この力を鍛えれば①の力も同時に伸びていきそうです。


ただ、当然そのような能力は簡単には身につかないですし、能力が身につくまでの間できない人で居続けるのもツライと思います。

そこでオススメしたいのは、「相手の質問の意図を正確に読み取るために質問する」という方法です。

本の要旨からは外れてしまいますが、相手の言っていることが理解できない、合っているか自信がないのであれば、相手に確認をするのが一番間違いのない方法です。

お客さん:「この電磁治療機を使っているときに、手で何かを触ってはまずいんですよね?」
販売担当:「何かというのは具体的にはどのようなものでしょうか?よろしければお聞かせいただけますか?」
お客さん:「いや、電気が流れるみたいだから使っている間にスマホとかは触らないほうが良いのかなって」・・・

ここまで聞ければ、先程の理想の説明ができそうですよね。

質問に対して質問で返すことになってしまいますが、たぶん相手がマウンテン・ティムでもない限りは、

「おっと会話が成り立たないアホがひとり登場~~質問文に対し質問文で答えるとテスト0点なの知ってたか?マヌケ」

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出典:ジョジョの奇妙な冒険Part7「スティール・ボール・ラン」 荒木飛呂彦 集英社


とは言われないと思います。
正しい説明をするための質問なので遠慮なく確認していいんじゃないでしょうか。

このように質問でもっと深堀りして相手の意図を正しく把握すれば、自ずと②の的確に答える力も発揮しやすくなると思います。

そもそも、①や②の能力というのは蓄積型という一面もあると思います。

やろうと思ったら突然出来るようになるものではなく、

日々の会話の中で「相手の発言の意図はなんだろう?」と意識することで徐々に身につけていったり、

自分から質問をすることで相手の質問の意図を確認して体験としてパターンを覚えていったり、

これまでの要約力を高める方法を実践していくことで、

それまでの蓄積が他の能力にも影響して、相互に高めあっていくアナロジー状態につながっていくものだと思います。

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ということで最後は本の内容から勝手にオリジナルの解釈を書いてみました。

そして、11回に渡ってお送りしてきました「9割捨てて10倍伝わる「要約力」」のアウトプットシリーズですが今回で終わりにしようと思います。

回を増すごとに減っていく「ビュー」と「スキ」の状況に、途中で投げ出そうかなと思いましたが、もう1つのシリーズ物も更新止めちゃってるし、こっちも中途半端にするのはなぁ・・・となんとか自分を鼓舞してここまできました。

1冊の本の内容をアウトプットするのに、ここまで手をかけるのは効率が良くない悪いアウトプットの見本みたいになっている気もします。

まぁ他でもない自分のためのアウトプットですから、ま、多少はね?

11話の中で1話でも読んでくださったあなたには心からの感謝を。

いらっしゃるかどうかわかりませんが、ここまで全話読んでくださった奇特なあなたには大いなる感謝をして終わりたいと思います。

ありがとうございました!

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