自分に物事を要約する能力が皆無であることを嘆きつつ、それを身につけるためにこちらの本で学んだことをアウトプットしてお送りしているシリーズです。
いまやっているところ
今回は5回目です。これまでの記事はこちら↓↓↓
1回目:要は・・・
2回目:要約力を身につける3つのステップ
3回目:良い情報を集める/情報の質を高める、これすなわち良い要約へ至る道也
4回目:右手に「認知バイアス」を、左手に「メタ認知」を
統一感の無いタイトルだなぁ。
4回目のタイトルとか要約力につながっているかどうかすら判断できないですね^^;
それはさておき、良い要約は良い情報収集から!
そして、良い情報収集には4つのポイントがありました。
- 1.”良い”情報の集め方
- 2.自分への質問で情報の質を高める
- 3.”思い込み”をなくす
- 4.要約の精度を高めるためにやるべきこと
本日は4番目を掘り下げていきます。
4.要約の精度を高めるためにやるべきこと
最終的な要約の精度を高めるためには、さらに情報収集の段階でやるべきことが4つあるそうです。
①本質を見極める
②「アナロジー」を活性化する
③相手のパーソナリティをまとめる
④「抽象情報⇔具体情報」を習慣化
①本質を見極める
本質とは「物事の根本的な性質や姿」のことです。
表面的に見えている情報だけではなく、見えない本質的な情報まで収集することが、最終的なアウトプットで”決定的な違い”を生み出すとのことです。
ちなみに以前、ある方に私のエネルギーや過去世を見ていただいた際、「あなたは物事の本質を理解することがちょっと苦手」だと診断されたことがあります。
実際その通りなので大変に驚いたのですが、ここではその苦手とする能力が必要になってくるようです。
もう帰ってもいいですか?(泣)
と、投げ出したくなる気持ちを抑えつつ読み進めますと、本質を見抜くためには「観察力」と「洞察力」を鍛える必要があるようです。
「観察力」は物事の状況や様子など目に見える情報を注意深く見る力で、「洞察力」は目に見える情報をヒントに、目に見えない本質を見抜く力だそうです。
洞察力を鍛えるためには先に観察力を鍛えること必要で、観察によって認識する物事の量を増やすことが本質を見抜く力(=洞察力)を上げることになるそうです。
わたしのように本質を見抜く力がないと、物事に対して根本から改善する方法を見つけられず、場当たり的な対応方法しか思いつきません。
本質を見抜けなければ正しい情報を集めることができず、結果、適切な対応や要約も行えないというわけですね。
②「アナロジー」を活性化する
アナロジーとは「類推」と呼ばれ、すでに知っている情報や経験を未知のジャンルに転用することだそうです。
よく自分が経験したことや学んだことが、新しいことを始めるときに役に立ったなんてことがありますよね?
まぁ、私にはありませんが。
よく言われるのは、プロのスポーツ選手はその競技で体の使い方について最適解を持っているので、他のスポーツでもアナロジーを効かせてある程度うまくこなせてしまうとったものですね。
本質を見抜く力とアナロジーのスキルが磨かれることで、情報をより高精度に扱えるようになるようです。
③相手のパーソナリティをまとめる
自分のことだけではなく、相手の人柄や性格、気質といったパーソナリティを把握できる人は、最終的なアウトプット(話す、書く)の質を高められるそうです。
例えば、自分の上司が人情を重んじるのか、数字を重んじるのかで報告の仕方を変えなければ、私のように叱られにいくようなものです。
あなたにはそうはなってもらいたくない。
わたくし切にそう願っております!( ;ω;)ゞ
適切なアウトプットのためには、そもそも相手のパーソナリティにあわせた情報を収集、用意しておくというが必要だということですね。
④「抽象情報⇔具体情報」を習慣化
言葉には「抽象情報」と「具体情報」の2つがあるそうです。
例えば、「インターネット」という言葉は抽象情報で、それを具体化していくと連想される「ホームページ」や「SNS」などが具体情報です。
「SNS」であれば、さらに「Twitter」や「Facebook」などの具体情報に分かれていきます。
このように、「ある抽象情報に対してその下にある具体情報」、逆に「具体情報からその上にある抽象情報」をとっさに出せるようにしておくことが大事だそうです。
普段から自分がよく伝えることのあるテーマで、このような思考を身につけておくことで、要約のときに言葉のチョイスや説明の質が高まるとのことでした。
まぁ、これに関してはわたしも日常生活で妻に対して、この抽象情報と具体情報を使い分けて話したりしていますね。
「ねぇねぇ、アレとって(抽象情報)」
「アレって?」
「ほら、足元にあるソレだよ(具体情報)」
ね?(←違います)
次回、新章突入!
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