タイトルは「かなめは・・・」ではありません。
「ようは・・・」です。
文章や物事のポイントを見極めて短くまとめることを要約といいます。
蒼天航路の孫権は「要は」って言葉を嫌っていましたが、ビジネスシーンにおいて要約する力はなくてはなりません。
そして、認めたくはありませんが、わたしはこの要約力を1ミリも持っていないことがわかりました。
要約力が低い人の特徴は、、、
- 話が長い
- 説明がヘタ
- 何かを伝えるときに余計なことまで伝えてしまう
- 頭の中に情報が散らばっていて整理ができていない
- 説明しているだけで相手を怒らせる
といったもので、まぁ概ね、
わたしのことです。
そうして相手からこのセリフを言われるのです。
「結論を言え!」または「何が言いたいの?」
このような報・連・相を何度も繰り返した結果、最近では社長になにか報告しようとするだけで、
「あのー社長・・・いまよろしいでしょうか?」
「早く言え!」
と、説明に入る前から怒られる始末です。
パブロフの犬の実験ではありませんが、ヒロ60の報告=怒りのスイッチという悲しい条件反射が出来上がってしまったようです。
とはいえ、忙しい社長の立場になれば要点のわからない話をダラダラされることほどイライラすることはないという気持ちはわかります。
ダラダラと話をすることは相手の時間(命)を奪うことです。
自分としてもなんとかしたいと悩んでいたところ、社長からこの本を読んで勉強しなはれということで渡されたのがこちらです。↓↓↓
この本では要約力のことを、
死んでもこれだけは言っておく!
を見つけることだと言っています。
確かに報・連・相のときにこのように考えたことはありませんでした。
今、この瞬間、この相手に、死んでもこれだけは言っておきたいことは何なのか?
そのことについて徹底して考え抜くことが要約には必要とのこと。
このような要約力も「要約の基本習慣×要約力」によって鍛えることはできるそうです。
なので、わたしと同じように人と話をしていて「お前は何が言いたいの?」と言われたことがあるヒトはさっそく今からでも取り掛かりましょう。
まず、要約力が低いヒトの脳はデータが整理されていないハードディスクのような状態だそうです。
そして、わたしの場合はそのディスクも老朽化しているため、時間が立つとどんどん保存しているファイルが読み込めなくなっていきます。
何やらデジャブを感じる話ですが先に進めます。
整理されていない状態ではデータはあっても、どこにあるのかを探し出すことができません。
一方、要約力が高い人の脳は、データがフォルダ分けされているハードディスクで、素早く臨機応変に情報を取り出すことができます。
また、整理されていることで情報同士の違いや共通点にも気づきやすくなるため、情報の分析や検証がはかどったり、組み合わせて新しい情報が生まれることもあります。
そのため要約力を高めることは、脳から情報の出し入れや組み合わせがしやすくなるというメリットもあるそうです。
情報が溢れ、めまぐるしく変化する社会の動きについていくにも、働き化改革で業務時間や会議時間の短縮についていくにも要約力は必須です。
情報を的確かつスピーディに要約するスキルの重要性はどんどん高まってきているわけなので、このまま何もしないと本当ににっちもさっちもどうにもブルドッグですね。
そして、要約するのは話すことばかりではありません。
メールやチャットなどの文章でも素早く的確に要点をまとめて伝える必要があります。
どんな分野の仕事でも話すことと、文字を書くことからは逃れられませんので、要約力はあって得することはあっても損をすることは絶対になさそうですね。
要約とは情報の9割を切り捨て、死んでもこれだけは言っておくことを相手に伝えることだそうです。
何度かに分けて書くことになりそうですが、本を読んで(インプット)、実践する・noteに書く(アウトプット)をしながら、自分に落とし込んでいきたいと思います。
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