現在、要約力を身につける方法を以下の本から学んでおります。
いまやっているところ
前回、要約は以下の3つのステップを経て行われると書きました。
ステップ1.情報収集 – 必要十分な情報を集める
ステップ2.情報整理 – 情報をグループ分けする
ステップ3.情報伝達 – 簡潔に相手に伝える
そして、1つ目のステップである情報収集については、以下の4つのポイントがあるということでお時間が来てしまいました。
- 1.”良い”情報の集め方
- 2.自分への質問で情報の質を高める
- 3.”思い込み”をなくす
- 4.要約の精度を高めるためにやるべきこと
本日はこちらの内容について詳しく見ていきたいと思います。
1.”良い”情報の集め方
自分の好きなことならいつまでも話ができるように、説明ができるということはその背景に膨大な情報を持っていることになります。
これと同じように要約にも必要十分な量の信頼できる情報が必要になってくるそうです。
そのためにやるべきことは、脳内に情報収集アンテナを張ることです。
ヒトの脳には「RAS(ラス/脳幹網様体賦活系)」と呼ばれる機能が備わっています。
これは検索エンジンみたいなもので「知りたいことに基づいた情報を集めやすくなる」機能のことだそうです。
この機能を使うのはとても簡単で、脳に、
「オッケー脳みそ!◯◯について情報を収集して!」
と命令するだけです。
すると、脳はそのことに関する情報を集め始めるため、日常において自然にその言葉が目に入ってきたり、そのことに関する情報が舞い込むようになります。
この「脳みそ」の部分はそのまま呼んでも、自分なりに愛称をつけて呼んであげても良いと思います。
わたしはそもそも口に出して言いませんが^^
そういえば、わたし自身この脳の機能は実在している思ったエピソードがありました。
実はわたしの性別は男の子なのですが、車にまったく興味がありません。
そのため自分が乗っている車について「リッター何km」とか、「燃費が〜」とか、「排気量は〜」とか言われても興味がなくサッパリわかりません。
おまけに車の名前もまったく頭に入っていませんでした。
そして、町で見かける車は少々乱暴かもしれませんが、だいたいどれも同じに見えています。
ところが、何年か前にHONDAの「フィット」を買ったときのことでした。
自分の乗っている車だという認識が脳に生まれたのか、町で走っている車の中からフィットだけ見分けがつくようになったのです。
そして、それまで気づかなかっただけで結構な台数のフィットが走っていることを認識したときでもありました。
意識して情報収集しようと思ったわけではありませんが、自分が興味、関心があることに対して脳は自然と情報収集するようになるということですね。
2.自分への質問で情報の質を高める
良い要約のためには、質の高い情報が必要です。
手に入れた情報の質を高めるためには、自分に対して質問をするのが良い方法だそうです。
例えば、今回の記事を見て「このヒロ60という人物は実は優秀なんじゃないか?」と結論づけてしまうのは安易です。
そのため、その情報の真偽や価値を確かめるために「自分に質問」をします。
・他の記事ではどうだろうか?
・考え方におかしな点はないだろうか?
・note以外で書いていることはどんなことだろうか?
1つの情報だけで判断するのではなく、複合的に判断をしなければ情報の正しさを測ることは難しいです。
複数の情報から判断した結果、「あぁ、ヒロ60ってやっぱり・・・」となるかもしれません。
ちなみに、質問の多くは「5W3H」でまなかえ、こうした質問を自分や相手に積極的にすることで情報の質を高めることができるそうです。
・Who(誰が/どんな人が)
・What(何を/どんなことを/どんなものを)
・When(いつ/どんなときに)
・Where(どこで/どこに/どこへ/どこから)
・Why(なぜ/どうして/何のために)
・How(どんなふうに/どうやって)
・Howmany(どのくらい)
・Howmuch(いくら)
ここに属さないカテゴリでは「if(もし)」も有効だそうです。
・もし、このまま自分でビジネスを作り出せなかったらどうしよう・・・
というのはただの心配なので間違った使い方ですが、
・もし、この作業が間に合わなかった場合の代替案はあるだろうか
・もし、この仕事をした場合はどんなメリットがあるだろうか
・もし、この問題が修正されなかった場合はどのような影響があるだろうか
のように、あらゆる可能性を考えるきっかけとなる質問になります。
考える力を身につける時の話にもでてきましたが、物事を深く掘り下げて考えるのに自問は大切ということですね。
ここで残念なお知らせです。
noteを書くのは2時間までというタイムリミットが来てしまいましたので、続きはまた次回!
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