noteを書くに当たり、読み易い文章という物を意識しています。
一口に読み易いと言っても色々と要素は有るのですが、今回は漢字とひらがなとカタカナの使い方について私が意識している事を書いていきます。
はい!ということで、上の文章はやや読みづらかったのではないでしょうか。
冒頭の文章が読みづらいとその後を読んでもらえなくなるリスクがあるというのに、このような始め方で良かったのかという不安でいっぱいです。
なぜ、冒頭の文章が読みづらいのかというと、シンプルに漢字が多いためです。
普段はひらがなにするところも、あえて漢字で書きました。
実際、以下の文章と比較していかがでしょうか?
noteを書くにあたり、読みやすい文章というものを意識しています。
一口に読みやすいといっても色々と要素はあるのですが、今回は漢字とひらがなとカタカナの使い方について私が意識していることを書いていきます。
おそらくは、すぐ上の文章の方が読みやすいですよね。
実際にデータにすると以下の違いとなります。
全体の文字数: 97
冒頭の文章
漢字数: 29
漢字率: 29.9%
全体の文字数: 101
修正後の文章
漢字数: 22
漢字率: 21.78%
お題が悪いため、そこまで極端な結果にはなりませんでしたが、漢字の使用率は後者の方が低くなっていますね。
その分、全体の文字数は増えていますが、多少文字が増えるよりも漢字を減らしたほうが圧倒的に読みやすい文章になると思います。
いちばん良くないのは文字も多いのに漢字も多いということですね。
お前のことだぞ、
「影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか」
いま読んでいる本なんですが、すげー良い内容なのに、すげー読みづらいの。
海外の本を和訳したものって、だいたい大長編で漢字盛りだくさんな気がします。
でも、内容は良いですから。そこはね、誤解のないように。うん。
話を戻して、、、
思えば、このような文章の書き方というのは学校では教わらないですよね。
むしろ国語の授業では習った漢字を使って文章を書くようにいわれるため、年々文章には漢字が使われることが増えていった印象です。
そのため、文章では自分で意識してひらがなを使わない限り、ついつい漢字を使ってしまうことが多いのではないでしょうか。
さきほどしれっと登場した文章に使われている漢字数データですが、それを調べてくれるツールがあります。
こちらを使えば自分の文章において漢字がどれくらい使われているかを簡単に調べることができますので試してみてください。
やり方は「入力欄」に文章を書くか、貼り付けて、[漢字率を算出]をクリックするだけです。
あとは、さきほどのような数値データと使用割合に対する評価が表示されます。
評価は以下の基準となっているようです。
20%以下:締りがない文章。
30%前後:最も読みやすい文章。
40%以上:硬い感じの文章。
新聞などの活字媒体でも、この「漢字3割、ひらがな7割」の比率が守られているそうです。
ちなみにカタカナを使う場合は「ひらがな:漢字:カタカナ=7:2:1」となります。
私の場合はギリギリでいつも生きていたいから、ギリギリ30%を超えない20%台の文章が自分の中での理想です。
なお、20%台を目指しているのは、もう2つ理由がありまして、、、
1つはnoteが、そこまでかしこまった場所ではない(褒め言葉)ためです。
誰もが気楽に思い思いの文章を投稿でき、それを誰でも閲覧できるというのがnoteの魅力だと思いますので、そこに対して硬い感じを出したくないという理由です。
もう1つは、パソコンやスマホで文章を書くことに慣れてしまったことで、漢字が書けない・読めない人たちが増えているという情報を知ったためです。
読めなかったらせっかく書いた文章も伝わらないですからね。
ただし、律儀に毎回このチェックをしているわけではなく、ツールのこともこの記事を書くのに初めて知りました。
そのため普段は感覚で文章を書いているのですが、直近の3記事を調べたところ、いずれも30%以下でちょうど良い漢字でした。
全体の文字数: 2323
「スゴイぞー」な本の読み方
漢字数: 663
漢字率: 28.54%
全体の文字数: 3853
新潟には王国があった
漢字数: 1000
漢字率: 25.95%
全体の文字数: 2395
思い出や体験を書くと面白くなる
漢字数: 570
漢字率: 23.8%
では、どんなことに意識して書いてるかなぁ?
ということを考えてみた結果、以下のようなことを実践しています。
・難しい漢字は使わない
「難しいがすでにむずかしいです」とか言われるとお手上げですが、いわゆる難読漢字などはできるだけ使用しません。
文章の流れで使いたいときには、noteにはルビ機能がありますので、そちらで補足するようにしています。
・難しいカタカナ用語は使わない
というか知らない。
アサインだかコサインだか、アテンドだかアテントだか、アポだかアホだか、ア行だけでも大量にありますが、読んでもらいたい相手が知らない(と思われる)言葉なら使用しません。
・漢字が続く場合は工夫する
書いていて漢字が続く場合は、周りの漢字でひらがなにできるものをひらがなにするとか、助詞をはさむといったことを意識しています。
丁度雪が降ってきました。 → ちょうど雪が降ってきました。
本日定休日です。 → 本日は定休日です。
・名詞は漢字、動詞は迷う
名詞をひらがなにしてしまうと違和感が出ますので、そこは漢字のままとしています。
動詞に関しては迷うところですが、すべてを漢字で統一するというのは私的に読みづらいと感じてしまうので、そのときの文脈によって変えています。
例)来た、頂く、行う、上げる、当てる
いかがでしたでしょうか。
私の記事に対するコメントで「読みやすい」というご感想を1件もいただきましたので、調子に乗って書いてみました。
どちらかというと自分のための記事になっている気もしますが、参考になるところがあれば幸いです。
〜ここまで〜
全体の文字数: 2496
漢字数: 622
漢字率: 24.92%
比較的、適正な漢字使用率です。
こんな記事書いたら調べちゃうよねー
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